日本人クリエイターは世界に通じる!世界から見た日本の創作活動事情とは?

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Adobe Japan Corporate Communications Blog

「日本人クリエイターは世界に通じる!?」

日本が世界のデザイントレンドとクリエイティブ経済に及ぼす影響に、世界が注目していることが最新の調査結果により明らかになりました。

これはクリエイターならば誰もがご存知のAdobe社によって発表されたデータの一部です。

このデータはAdobe社が運営するクリエイター向けSNS「Behance」の500万人近いクリエイターからの抽出データおよび日本のクリエイターを対象とした調査から、日本のクリエイターが何に取り組み、何を目指しているかを詳細に分析したもの。

その結果、世界から見た日本のクリエイターと、日本のクリエイター自身の考えには大きな差が見られました。

この調査結果について、私見を交えて見て行きたいと思います。

 

日本人クリエイターは素晴らしい!

まず言えるのが日本のクリエイターは世界から評価されているということ!

世界は、日本のクリエイターに対し敬意を抱いています。

日本のクリエイターはまずそれを認識すべきです。

日本人の特徴として「謙虚さ」が美徳とされがちなところがありますが、これは胸を張って良いことだと思います。

Adobeの調査によると、日本人クリエイターの並外れた才能と影響力を、グローバルコミュニティとシェアすること、ソーシャルを活用してもっとアピールしてほしいことが明らかにされています。

つまり、もっと日本人クリエイターは自分を発信していきましょう!ということ。

「自分はクリエイターなんて名乗れるほどじゃないし・・・」という壁を乗り越えてみましょう!

 

若年層は貪欲に動いている!

謙虚な日本人クリエイターの中でも若年層のクリエイターは貪欲に動いているようです。

18歳〜22歳の若年層の日本人クリエイターはBehanceへの参加も積極的で、Behanceへの新規加入が前年に比べ205%も伸びたそうです。

特に新しいメディアを進んで試したり、モバイルやソーシャル・プラットフォームを介して作品を共有したりする積極的な姿勢を見せていて、Adobe Creative Cloud(Adobeの提供するクリエイティブツール群)の利用者増加を後押ししているようです。

 

実際の創作活動という面を見ると、Vineなどでも人気が集まっているのは高校生などの若年層が作った作品です。

無料・安価なツールの普及により作品を作りやすくなったこと、それを発表する場が増えたことが、若年層の創作活動を後押ししています。

 

日本人クリエイターはイラストが得意!

また、この若年層クリエイターがめざましく活躍しているのが、イラスト、描画、グラフィックデザインの3カテゴリです。

日本人といえばイラストや漫画・アニメに特に強い印象がありますが、実際その通りという結果が出ました。

特にイラストについては世界に対し極めて大きな影響を占めているそうです。

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確かにTwitterなどのSNSを見ても、恐ろしくクオリティの高いイラストがタイムラインに流れてきます。

プロのイラストレーターかと思いきや、アカウントのプロフィールを見ると本職は別に持っている方だったりすることもしばしばあります。

日本人から見ても、日本のイラストレーションスキルは高い!と思います。

これはやはり日本のアニメ・漫画などハイレベルな作品が身近に溢れていることがひとつ、また様々なデザインに触れることができる環境もひとつの要因でしょう。

 

日本のクリエイティブ活動拠点は東京?

日本国内の他の都市と比べ、東京には12倍以上のクリエイターが集まっているとされています。

日本の主要な美術学校の拠点であるだけでなく、幅広い専門分野にわたる多数のクリエイターを擁していることから、東京の影響力が今後も増し続けていくとAdobeは分析しています。

東京23区以外にも創作活動が活発な地域があり、大阪、京都、福岡などが挙げられています。

 

僕が個人的に注目しているのは岡山県です。

WEBに関するセミナーやSNSを使った情報発信が、他の地域よりも活発な印象があります。

 

世界は日本人クリエイターと関わりたがっている!?

少なくともAdobeが運営するSNSでは日本人クリエイターの作品は評価が高いことがわかりました。

今度は日本人が積極的にアピールしていくことで、もっともっと日本人クリエイターが評価されていくのではないでしょうか。

幸い、僕らは世界に自らの作品を発信するツールをすでに手にしています。

その中でも最も手軽に始められるのは「LINEスタンプ」ではないでしょうか。

LINE Creators Market
LINEクリエイターズマーケットで、スタンプ、アニメーションスタンプ、カスタムスタンプ、メッセージスタンプ、絵文字、着せかえを、世界中のLINEユーザーに販売してみよう。

ご存知の通りLINEは日本のみならず、世界中に利用者がいます。

個人クリエイターが作るLINEスタンプも世界に向けて販売することが可能で、実際に僕も海外向けのスタンプを作成したところ反応がありました。

 

このように、まずは自らが情報発信をしなければ何も始まりません。

自分に自信を持って、世界に情報発信していきましょう!

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