Wi-Fi中継器「WEX-733D」を購入!部屋の中のWi-fi受信感度はどこまで上がるのか?ナスネは繋がるか?

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部屋のWi-Fi感度は大丈夫?

今の時代、街の中、ビルの中、一般家庭の部屋の中、どこでもWifiの電波が飛び交っています。Wifiのアクセスポイント検索するとそれはもうたくさん出てきますよね。

でも、Wifiの電波って場所によっては繋がりにくかったりしますよね。とくに一戸建て住宅だと、無線LANルーターが1階にあって、2階に行くと途端に繋がりにくくなったり。

そんな電波の弱い場所を改善する便利なアイテムがあります。それがWifi中継器!

今回は発売したばかり、というか発売前(執筆日2014年9月16日)にBUFFALOのWi-Fi中継器「WEX-733D」が届いたので、早速検証してみました!

設定中

でもホント発売日の1週間以上前なのに、なんで届いたんだろう?

Wifi中継器とは?

僕も今回はじめてWifi中継器というものを購入しました。Amazonなんかで探してみると各社から幾つか発売されているようで、このWEX-733Dは最後発となります。最後発だけあって準拠規格は802.11ac/802.11n/802.11a/802.11g/802.11b!転送速度は11acで433Mbps!11ngで300Mbps!有線LANも使える!とまぁ一番新しいだけあっていいとこ取りですね。

で、これが何かというと、部屋の中でWifiの電波が届きづらいところ、電波が弱いところに設置すると、Wifiの電波をこの端末が中継して新たに電波を飛ばすというものらしいです。つまり無線LANルーター親機がある場所以外にも電波の発信源を作ることができるんですね。

ですので、例えば電波の届きづらい2階であったり、お風呂場であったり(使うか?)、そういったところに電波を届けたいときに使うようです。しかもこれは壁のコンセントに直接させるタイプ!大抵の場所にはコンセントが有ると思うので設置もラクラクです。

さて、それではAmazonで注文して発売の9日前に届いてしまったWEX-733D、早速開けてみました。

箱の中身は凄くシンプル!WEX-733D本体と設定ガイド、それと手動設定用のIDなどが書いてあるカード。これだけ!

セット内容はシンプル!

本体は結構コンパクトです。

前面にはロゴとWPSボタン。無線LANルーターと接続設定するときに使います。

前面のWPSボタン

側面は電源ボタン。

使わない時は電源オフに・・・って多分常時ONにしますよね。後述しますが僕の場合ナスネに接続しているので。

側面の電源ボタン

底面には有線LANポートと周波数切り替えスイッチ。

有線LANポートがもう一つあれば文句なしだった!!

底面のLANポート

プラグ部分。

本体直結で角度などは変更できません。

プラグは固定

設定はいたって簡単!

設定ガイドどおりに設定を行っていきますが、これがものすごく簡単です。

まず、無線LANルーターの近くのコンセントに接続して電源を入れます。(ちなみにこの収納ボックスはDIYしました)

この距離で設定中

しばらく待ってから、本体のWPSボタンを長押し。

その後、無線LANルーターの簡単設定ボタン(らくらく無線スタートとかAOSSとか)を長押し。

あとは放っておけば設定が完了し、自動でWEX-733Dが再起動され終了です。

が!

上記の写真の距離だと設定が完了しませんでした。おそらく距離が遠い?電波が弱い?

最終的に↓の距離まで近づけて何とか設定が完了した次第です。

ここまで近づけて

ちかっ!笑

受信感度はどれくらい上がる?

さて、Wifi中継器の実力はどれほどのものか!?

さっそく計測してみました。ただ具体的にどの数値を測れば良いかわからないし、測る装置も持ち合わせていないので、iPhoneのアプリ「RBBTODAY」で計測してみました!

僕の家は鉄筋マンションで、階上階下ありません。

その代わりに一番電波が届かなそうなところ、トイレで計測してみました笑

ちなみに無線LANルーターからトイレまでの間には扉が2つあり、今回はすべての扉を閉じて(電波が届きづらくして)計測しました。

計測条件としてはWifiを一度切断し(機内モードにし)再び接続して計測。これを計測の度に行っています。

まずWEX-733D未使用の状態。

Wifiつながりづらい

「電波強度-60dBm」というのが今回注目したい点ですね。速度は未だに100Mタイプなので気にしないでください・・・

そして、WEX-733Dを使ってみると・・・

Wifi受信感度改善!

電波強度が-35dBmまで上がりました!メータを見ると最高でも-20dBmのようなので、かなり良いんじゃないでしょうか!?通信速度も下り上りともに大幅に上がっています。ちょっとこれは期待以上の効果かも。

僕の用途はナスネとの接続

とは言え、トイレでそんなに電波バリバリにしても仕方がないというか、Wifi中継器を使わなくても繋がることは繋がるのでね、トイレでは使わないのです。

僕が使いたいのはそう、ナスネとの接続!

ナスネ(NASNE)とはご存じの方もいらっしゃると思いますが、ソニーから出ている地デジチューナー+HDDを内蔵したNAS・・・になるのかな?うまく説明できませんが、NASNEとPS3とモニターを繋げば地デジも見れて録画もできるという機械なのです。うまく使うとスマホから録画予約できたり、録画したテレビをタブレットで外出中に見れたりとなかなか未来な機械なのです。

ただこのナスネ、有線LANと接続しないと使えないのです!つまり無線LANルーターでもモバイルルーターでも良いのですが、そこから有線LANを引っ張って繋がないとダメなんですね。僕の部屋でそれをやろうとすると、リビングの中央をLANケーブルが横断することに・・・

さすがにそれは無理!と悩んでいたところに見つけたのがこのWEX-733Dなのです。ポイントは有線LANポートを備えているところ!

つまり、無線LANルーターからWEX-733DにWifiを中継して、中継したWEX-733Dから有線LANを引っ張れば問題なくナスネが使えるわけです。

実際に接続して試してみたところ・・・うまく行きました!問題なく地デジも見ることができます!

ナスネにつなぐ

ちょっと配線だらけで汚いですが・・・

高速通信時代のWifi中継器

さて、そんな感じでWEX-733Dの性能と使い道を素人なりに頑張って書いてみたのですが、参考になりましたでしょうか?

最近は一戸建てもマンションも「ギガ」通信の時代です。せっかくの高速通信も古いWifi中継器だと100Mbpsとかまでしか対応していないかもしれません。もしWifi中継器を検討されている方は、対応する通信速度をチェックしつつ、目的にあったものを探してみてくださいね。

僕は最新の商品であることと、有線LANポートがあることでWEX-733Dを購入しました。みなさんも素敵なWifiライフを!

※こちらは新しいモデルです。

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