フリマアプリ『メルカリ』で実際に購入して感じた良い所と不安感

スマホ・タブレット

個人で気軽に売買ができるフリマアプリ『メルカリ』。

出品も購入も簡単にできる手軽さが話題になり、すでに1,500万ダウンロードを突破した人気のアプリです。

フリマというと「安く買える」というイメージがありますが、実際のところメルカリはどうなのでしょう?

メルカリ

 

実際に商品を購入してみて感じた良い点・悪い点、本当にお得に買えるのか?

そんなところをまとめてみました。

 

メルカリって安いわけじゃない?

まず最初に感じたのが「メルカリで買うとほんとうに安いのか?」ということ。

もちろんモノによっては破格のもあります。いわゆる「掘り出し物」というやつですね。

でも、メルカリで気になる商品があったとしてもいきなり購入せず、アマゾンなどで同じ商品を探してみることをオススメします。

 

メルカリは商品の送料がかかる

というのも、メルカリで買った商品の多くは「送料」がかかります。

多少安い商品でも、送料を入れると結局アマゾンより高くなってしまうことがあるのです。

特に梱包サイズが大きな商品、電化製品や楽器などは送料だけで2,000円〜3,000円かかってしまう場合があります。

発送元が北海道や沖縄の場合はさらに送料が高くなる場合があります。

メルカリで購入する場合は商品の価格だけではなく、送料の確認をすることが大事です。

 

「送料込み」の商品を選ぼう!

しかし出品者のなかには「送料込み」で出品をされる方もいます。

メルカリ出品

 

送料込みの出品の場合は商品画像の下に「送料込み」と表示されます。

この場合は出品者が送料を負担してくれるので、購入者が支払うのは純粋に商品の価格のみとなります。

 

「値下げ交渉」をしよう!

メルカリの特長として、コメント欄を利用した「値下げ交渉」があります。

メルカリコメント欄

 

上記のコメントはギターの出品に対する値下げ交渉の例です。

残念ながら値下げ交渉は失敗したようですが、交渉によって弦の料金が実質値下げされたようですね。

 

メルカリにはこのような値下げ交渉が頻繁に見られます。

出品者も値下げありきの値段設定をしている場合がありますので、商品説明欄に「値下げ交渉は応じません」と書いている場合以外は積極的に値下げ交渉をするようにしましょう。

 

独自ルールが厄介だ!

次にメルカリの悪い点。

メルカリの、というより出品者の悪い点です。

現状、メルカリの利用ガイドに反した独自ルールがまかり通っているので、早急に改善されることを願います。

具体的には、以下の様な独自ルールがあります。

 

コメント無しの購入禁止

出品者の中には「コメント無しの購入禁止」などの独自ルールを決めている方がいます。

実はこれはメルカリのガイド違反です。

独自ルールによる取引はトラブルの元になります。コメントなし購入禁止やいいね!不要といったルールはありませんので、ガイドに沿ってご利用をお願いします。

メルカリは「最初に購入した人と取引をする」仕組みになっています。

つまり早い者勝ちです。

 

値段交渉中の購入禁止

これも上記と似ている事例なのですが、コメント欄で他の方と値段交渉中には購入してはいけないという独自ルール。

実際に体験したのでご紹介します。

メルカリの利用ガイドに即して購入をしたのですが、出品者から「他の方と(コメントで)やり取りをしているのでキャンセルさせてください」と持ちかけられました。

トラブルになるのが面倒だったのでキャンセルに応じたのですが、これが本当に欲しい商品だったらと思うと不安です。

 

ノークレーム・ノーリターン

ヤフオクではよく見るフレーズですね。

購入した商品についてはクレームや返品は受け付けません、という意味です。

これはメルカリでは禁止されています。

ノークレーム、ノーリターン、ノーキャンセル、3Nなど、商品に問題があっても返品に応じないという記載をすること(プロフィールを含む)

と、明確に禁止されています。

しかし出品者の中にはこのルールを破って出品している人もいます。

トラブルの元になるので、購入は避けたほうが無難です。

 

え、その写真で売るつもり!?

びっくりしたのが、商品の写真を写真加工アプリでガッツリ加工している出品者が多いこと。

メルカリの出品はスマホのカメラで撮影してそのまま登録できるようなのですが、この手軽さがアダとなっているように思います。

写真は購入者にとってその商品の状態を知る一番の方法です。

その写真が、写真加工アプリでヴィンテージ風になっていたり、ソフトグローでふわっと幻想的になっていたり、色味を変えていたり・・・

本当に売る気があるのだろうかと思ってしまいます。

 

「出品者=お店」ではないことを認識する

最後に、メルカリを利用する際に意識しておくべきことがこれです。

出品者はお店ではないということ。

特にアマゾンや楽天などと同じ感覚で購入すると、商品到着まで不安な気持ちになると思います。

 

メルカリの出品者は一般人の方が多いように感じます。

まさに、フリーマーケットと言った感じです。

フリーマーケットであれば直接出品者と話して購入できるのですが、フリマアプリの場合はそうはいきません。

ちゃんと梱包して発送してくれるのか、発送まではどのくらい時間がかかるのか。

写真では綺麗な商品だったのに実物は破損していた、など。

 

トラブルが起きた際には出品者・購入者の間で話し合いをしなければなりません。

メルカリはトラブル解決を取り持ってはくれないのです。

相手は一般人、つまり商売のプロではないということを意識しないと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性がありますので、注意しましょう。

 

まとめ

実際にメルカリで購入をしてみて感じたのは「まだ未成熟な感じがする」ということです。

メルカリのシステム的には良いと思います。

例えば商品購入のフローに関しては、購入して支払ったお金はメルカリに一旦プールされて、商品受取り後の評価をした時点で出品者にお金が渡るシステム。

トラブルがあった際には評価をしないことで出品者と購入者の立場が同等に保たれます。

 

しかし、出品者の一部の質が悪い・・・

この前なんて同級生を隠し撮りしたような写真が10万円で出品されていたり、現金が出品されていたり。

簡単な登録だけで利用できるので、こういうイタズラのような出品者が出てきてしまうのは仕方ないのかもしれませんが、これはメルカリの評価を下げてしまっていると思います。

そういった点で、未成熟かなと感じています。

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