台風一過で暑い日が続きそうな今日このごろ、いかがお過ごしですか?
え、暑くてぐったりしている?
そうですよね、外出していたら常に日陰を探して逃げ込みたくなるような暑い日は、部屋の中にいてもやっぱり暑い!エアコンを付けて快適に過ごせればいいのですが、なかなか電気代もバカにならないし、エアコンに当たり続けると体調も崩しちゃう・・・
そんな方はまず、「なぜ夏の暑さに不快感を感じるか」その原因を解決しましょう。
答えから言ってしまいます。というかもうバレバレですが、日本の夏の不快感はズバリ「湿度」です!
今回は不快な夏の湿度を改善する『除湿機』の中から、大容量タンク&高除湿性能を兼ね備えた「コロナ衣類乾燥除湿機」をご紹介します!
アオリで撮影すると頼もしい感じですね!笑
あ、一応白状しておきますと、紹介するのはCD-P6312という3年前のモデルです。1ヶ月前くらいに安かったので購入したのですが、現在は最新モデルが同じくらいの値段で売ってます(泣)除湿機はモデルチェンジしても大きく性能は変わらないので、その辺を考慮して読んでいただければ。
除湿機選びは見た目?性能?電気代?
除湿機と言っても数多くの種類があります。パナソニック、シャープ、三菱などメジャーメーカーから新製品も毎年出ていますし、トヨトミ、アイリスオーヤマなどから安価な製品も出ています。
メーカーで家電を統一している!と言う人はやはり選択肢は絞られると思いますが、同じメーカーのなかでも「除湿方法の違い」があったりします。大きく分けてコンプレッサー方式とゼオライト方式があります。
それぞれの特徴をざっくりわかりやすく、かつ誤解を恐れずに紹介しますと(笑)次のような感じでしょうか。
コンプレッサー方式
- 夏場は除湿性能が高い!
- 電気代が安い!
- 室温が上昇しにくい!
- 動作音が大きい!
- 本体サイズも大きい&重い!
ゼオライト方式
- 一年を通して除湿性能が変わらない!
- 動作音が静か!
- コンパクト&軽量!
- 電気代が高い!
- 室温が上昇する!
こんな感じで、それぞれのメリット・デメリットは相反するものです。こう言われると悩んでしまいますよね。。。このあたりは各家庭のご事情も勘案の上で選ぶと良いと思いますが、僕の場合は一人暮らしなので音がうるさくても構わないし電気代は安く済ませたい、そして北海道なので冬場は除湿する必要もないのでコンプレッサー方式を選びました!
サイズが大きいと言われるコンプレッサー方式ですが、実物はそんなに大きい感じはしないです。
タンク容量が大きい!
コロナのこの除湿機のタンク容量は3.5リットル!
ちょうど2リットルと1.5リットルのペットボトルを合わせた分だけの量だと考えると、かなり大きいタンクであることがわかります。
除湿性能としては一日に5.6リットル(東日本の場合)も除湿できるようで、それだけ部屋の中に水分が漂っているのかと思うとスゴイですよね!
そしてこのタンクは結構頑丈に出来ています。
他の除湿機ではタンクがフニャフニャで壊れちゃいそう、などといった話も聞くのですが、このタンクは3.5リットル満水になってもしっかりと片手で持つことも出来ます!(もちろん万が一に備えて両手で持ちましょう)
タンクは正面と背面に取っ手がそれぞれあり、両手で持つのにしっくりくる形状です。とくに背面の取っ手は持ちやすいししっかりしています!これはすごく安心です。
タンクの剛性など、こういう情報は店舗やネットではなかなかわからないのと思うので、実際に購入した僕が伝えるべき大事な情報!と勝手に思っています笑
ちなみにタンクの満水状態とは上の写真でいうと、タンク中腹にあるラインあたりになります。ここまで水がたまると自動で運転をストップします。
洗濯物の乾燥もバッチリだ!
除湿機のもう一つの役割として定番なのが洗濯物の乾燥です。
水分を取る&風が出ると言えば洗濯物を乾かすのに最適ですもんね。各社製品共に衣類を乾燥させるための最低限の機能は備えているようで、このコロナの除湿乾燥機もそのあたりはしっかりしています。
まず、衣類乾燥モードがあります!
この衣類乾燥モードこそが除湿性能を最大にするモードで、約2キロの洗濯物を130分で乾燥させます!
吹き出す風もかなりの風量!
その代わり音も大きいですがココらへんでようやくコンプレッサー方式であることを実感しました。
逆に言えば、その他のモード(標準除湿・節約除湿)ではそれほど音も気にならないくらいです。
ちなみに3つ目の「送風モード」は除湿機能(コンプレッサー)をオフにして風だけ出すモード、かな?衣類乾燥モードと同じくらいの風量が出るのですが動作音がほとんど消えます。
どのくらいの風がでるの?
実物を見てみないとわかりづらい「風量」についてですが、都合よく手元に風力計がありましたので(なんで?)、モード別の風力を計ってみました。
計った場所は送風口のすぐそばと、洗濯物を干す高さ(約115センチ)の2箇所で計測。
衣類乾燥モードの風力
まずは洗濯物の部屋干し時に使う「衣類乾燥モード」。
送風口のすぐそばでは・・・
19.0km/s!!
風速に直すと5.3メートルくらいです。一般的な扇風機の「強」よりも強い風ですね。
洗濯物の高さでは・・・
5.0km/s(風速約1.9メートル)でした。
除湿モード・送風モードの風力
この2つのモードは同じ風力でした。
送風口のすぐそばでは・・・
12.6km/s(風速3.5メートル)
一応比較ということで洗濯物の高さだと・・・
2.1km/s(風速約0.6メートル)でした。
送風口は小さめかな?
衣類乾燥や除湿時には常に本体から風が出るのですが、送風口は本体天面についています。ここにはプチルーバー(送風向きを調整する機能)が付いていて、自由に角度を調整することが可能です。
洗濯物の下に置く場合は真上に送風したり、いろいろと調整することができます。送風口は若干狭めですが、風は距離に比例して広がりますので乾燥には問題無いと思います。
実際に洗濯物を乾燥させてみると、実にカラッとよく乾く!
除湿機を買うまでは浴室の換気扇を利用してのほぼ自然乾燥だったのですが、乾くスピードも乾き方も断然違います!
乾燥が早いということは洗濯物をいつまでも出しておく必要が無いということ。
洗濯が終わったらさっさと乾燥させて片付けることができます。素敵です!
なお、風はちょっとぬるめの温風ですね。コンプレッサー方式というのは良くあるエアコンと同じ方式なので、ひょっとしたら冷たい風が出るかな、と期待していたのですが、そんなことはありませんでした笑
本体横には10年交換不要フィルター!
向かって左の側面には空気を取り込むフィルターが付いています。これを開けると・・・
じゃん!
これがコロナの誇る「10年交換不要フィルター」です!
これは何かというと、ウイルス抑制・除菌・脱臭を行うものなんですね。ただダンボールを切って黒く染めたものではないんです!
他の各社は、例えばパナソニックであればナノイー、シャープではプラズマクラスターを搭載してウィルス除去性能や脱臭性能をアピールしていますが、上位の機種にしか搭載されておらず若干高価であるなど、デメリットもあります。僕はこの辺は妥協して価格をとりました。
本体サイズはどのくらい?
白物家電としては小さい部類の除湿機ですが、小型とも言えないのが除湿機(笑)
季節によっては使わないこともあるので、収納するためにできるだけ場所を取りたくないというのが本音ですよね。
わかりやすく1.5リットルのペットボトルでサイズを比較してみましょう。
このコロナの除湿機はタンク容量が大容量なので、本体サイズもそれなりに大きくなります。
正面から見ると下半分がタンクですからね・・・・
本体幅はペットボトル2本分といったところでしょうか。
奥行きはちょうどペットボトルと同じくらい。
参考になれば幸いです。
この商品は「中堅」である!
実際に1ヶ月使ってみた感想を述べてきましたが、この商品は実に「中堅」だなと思いました。
というのも直前で述べたようにナノイーやプラズマクラスターは搭載していませんし、除湿機として一般的な機能しか持っていません。かと言って数千円で買えるような商品とは違い、大容量のタンクを備えているし電気代も安い、「内部乾燥機能」という除湿後の本体内の湿気を取る機能もついてます。
それでいて、販売価格は1万円代前半で変えるという、実にバランスの良い商品だと思います。そういった意味での「中堅」です。あ、デザイン的には悪い意味で中堅、ですかね笑
正直、この商品を買うときに悩んだのがデザインなんですよね。結果から言うと、除湿機はリビングの目立つところに置かないということで妥協しましたが、各社もっとスタイリッシュなデザインのものを出しても良いかと思います・・・三菱なんかはパッと見良いデザインのを出していますが、質感があまり良くないし・・・
この正面のライトもあまりオシャレではないですね笑
amazonではだいぶ価格もこなれてきたので、夏も折り返し地点ですが購入するなら今!だと思います。最初にちょっと書いたとおり、除湿機はモデルチェンジによって大きく性能が変わるものではないので、前年モデルがもっと安く購入できるならそれも選択肢に入れてよいかと思います!
↓は新しいモデルです。
以上、長い商品紹介になってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました!参考になれば幸いです。良かったらTwitterやFacebookでご紹介していただければ嬉しいです!
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