ついに9月5日、LINEモバイルがサービス開始となりました!
サービスが発表されたのが2016年3月なので、半年間の時を経て、ついに解禁です。
LINEモバイルはその名の通り、LINEが提供するモバイル通信サービスです。
ドコモやソフトバンク、auなどと契約した時や、スマホを買った時にSIMカードを挿しましたよね?それです!そのSIMカードをLINEも提供するようになりました。
これはいわゆる「格安SIM」というものです。
ドコモのネットワーク回線を借りて、安い月額料金でデータ通信や通話ができるようにしたものです。
同様のサービスを提供している会社はたくさんあり、IIJmio、楽天モバイル、DMMモバイル、OCNやぷらら、なんとイオンまで!
各社月額料金も1,000円前後と横並びで、まさに群雄割拠です。
そんななかLINEが参入したのはなぜか?
今回はLINEモバイルの特長なども合わせて、どんな人にオススメなのかをご紹介したいと思います。
LINEモバイルのミッション
LINEモバイルがサービスを開始するにあたり、公式ブログでこのように述べています。
これからの未来、スマートフォンはまだまだ私たちの生活を便利でハッピーにしてくれるはず。私たちLINEはそう信じて、”CLOSING THE DISTANCE”、つまり、人と人、人と情報、サービスを最適な距離に近づけることをミッションにしています。
「LINEモバイル」で、今のスマートフォンの環境を変え、ユーザーとモバイルの関係をより良くしていく。
スマートフォンを通じて人と情報の関係をより良くしていく。
これはスマホアプリの「LINE」であったり、TwitterやFacebookなどのSNSを指すと思いますが、それはLINEモバイルじゃなくてもアタリマエに使えますよね?
LINEモバイルが打ち出したのは、LINEやTwitter、Facebookなどのデータ通信量をカウントせずに使い放題となる「カウントフリー」という仕組みです。
データ通信量を気にせずLINEし放題の「カウントフリー」
4G通信などで気にしなければいけないのが「データ通信量」。
プランによって毎月3GBとか7GBとか上限があり、それを超えるとデータ通信速度がガクッと落ちます。通信制限ってやつです。
LINEモバイルでは特定のアプリに限り、このデータ通信量を無制限としました。
特定のアプリというのは、契約するプランによって異なりますが「LINE」「Twitter」「Facebook」の3つ。
「インスタやスナチャはダメなの!?」と言われそうですが、とりあえず上記3つです笑
それでも日常のスマートフォン利用において使用頻度の高いこの3つのSNSがデータ通信の制限を気にせず使える、というのは嬉しいですよね。
カウントフリーの対象となるのは
カウントフリーの対象となるのはLINE、Twitter、Facebookですが、その中でも対象となる機能、対象とならない機能があります。
「LINE」の利用におけるカウントフリー対象表
トーク機能のご利用
・テキスト及び音声メッセージの送受信
・スタンプ、画像、動画・その他ファイルの送受信
・無料通話、ビデオ通話タイムライン機能のご利用
・画面閲覧、投稿(画像、動画含みます。)その他のご利用
・スタンプ、着せ替えのダウンロード
・アカウント設定に関わるご利用
・友だち一覧画面の表示、友だち追加
・「その他」画面の表示
「Twitter」「Facebook」の利用におけるカウントフリー対象表
・タイムライン画面の表示・投稿(画像・動画含みます。)
・「ホーム/ニュース/通知」の画面表示
・メッセージ機能のご利用
・プロフィール編集
・タイムライン/ニュースフィード画面の表示・投稿(画像・動画含みます。)
・「リクエスト」「お知らせ」「その他」の画面表示
・プロフィール編集
アプリだけではなく該当サービスにウェブブラウザから利用した際にも、カウントフリーが適用されるそう。
Facebook LiveやFacebook Messenger、Twitterのライブストリーミング動画などはカウントフリーの対象外なので注意しましょう。
また、公式アプリ以外のサードパーティ製アプリからTwitterなどを使った場合もカウントフリーの対象外だそうです。
詳細は公式ページで確認できます。
LINEモバイルのプラン
LINEモバイルのプランは大きく分けて2種類しかありません。
ざっくり言うと、LINEのみがカウントフリーになる「LINEフリープラン」、それに加えてTwitterとFacebookもカウントフリーになる「コミュニケーションフリープラン」です。
LINEフリープラン | コミュニケーションフリープラン | |
月額料金/容量 | 500円/1GB | 1,110円/3GB 1,640円/5GB 2,300円/7GB 2,640円/10GB |
+SMS | +120円(月) | 上記金額 |
+SMS+音声通話 | +700円(月) | +580円(月) |
(すべて税抜き)
音声通話はMNPにも対応しています。
どんな人にオススメ?
やはり特長となるLINEのヘビーユーザーは間違いなくオススメです。
月額500円という料金からはじめられるので、小中学生のお子様のスマホデビューにも良いかもしれないですね。音声通話を付けなくてもLINE通話で連絡取れますし。
コミュニケーションフリープランも、SNSをよく使う人なら要チェックです。
こちらはデータ通信容量が3GB~10GBまで選べるので他のMVNOと似ていますが、SNSのりよう比率が高い人はオススメなのではないでしょうか。
動作確認済み端末
こちらの公式ページよりチェックしましょう。
僕の使っているHuawei P8liteはデータ通信、音声通話、テザリングともに動作確認済みでした。やったね!後継機種のP9liteもOKのよう。
iPhoneも5s以降(iPhone5s、iPhone6plus、iPhone6s、iPhone6splus、iPhoneSE)は問題ないようです。なぜかiPhone6が載っていないのが気になりますが。
他のアプリやゲームはできないの!?
さて、ひょっとしたら誤解している人もいるかもしれないので・・・
LINEモバイルはLINE専用のSIMカードではありません。
サービス名やカウントフリーばかり紹介するとLINE専用のサービスと勘違いしてしまいそうですが、ポケモンGOだってツムツムだって、Youtubeだって普通に楽しめる!はず!(すいません未確認です。自己責任でお願いします)
もちろんこれらはカウントフリーの対象外ですので、各プランのデータ通信上限を超えると通信制限(200kbps)がかかります。
ただし、通信制限がかかった状態でもカウントフリー対象の通信、つまりLINE(Twitter、Facebook)は高速通信のままとなります。
その他のメリット
3大キャリアであるドコモ、ソフトバンク、auを使っている人なら気にしたことないと思うのですが、格安SIMを使っている人ならLINEでの年齢認証とID検索で困ったことありませんか?
LINEモバイルはLINEでの年齢認証とID検索が可能です!
これは嬉しい。
また、SMS認証やFacebook認証なしでもLINEアカウントを作成できます。
これは、まぁ最初だけだし・・・笑
月額利用料の1%がLINEポイントとして付与される!!
最安プランで月500円だから、毎月5ポイントは必ずゲットできます。
2年使えば120ポイントたまってLINEスタンプが1つ買える・・・道は長い。
LINEの友達で、同じLINEモバイルユーザーが入れば通信量をシェアできる!
家族でシェアというのはあったけど、友達同士で分け合えるのは珍しいですね。
友達がどうしても困っている時は助かる・・・のかな?
あとがき
そんなわけでLINEモバイルがサービスインしました。
さすがにメインの回線をMNPしようとは思わないですが、データ専用で使っている楽天モバイルをやめてLINEモバイルにしてみようかな・・・
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