さすがに30代になると友人知人の子供も保育園、幼稚園などになり、いわゆる「知育」というキーワードがよく出てくるようになりました。
僕が子供の頃は知育なんて言葉は知らなかったのですが、推理力や記憶力、判断力などを養う教育を『知育』と言うそうです。
さて、このような知育適齢期(笑)の子供へのプレゼントを探していて、今回面白い知育玩具にたどり着きました。
もうね、これ僕がほしい(笑)
それがスイスCuboro社の『Cuboro(キュボロ・クボロ)』です。
※http://cuboro.ch/より転載
何の魅力もない言い方をすれば「積み木+ビー玉ころがし」なのですが、このキュボロは面白いギミックが用意されています。
まずはキュボロの動画をご覧ください。
ビー玉が木にぶつかる音、レールに沿って転がっていく様子についつい見惚れてしまいます。
もちろんこの動画はたくさんのパーツを使っているので一般的ではないですが、規模云々よりも「ビー玉をどう転がすか」を考えて組み立てるのは楽しそうですね。
そしてもう一つ、キュボロの面白い動画。
どうですかこの不思議な感覚!
仕組みはちょっと考えれば簡単、ステンレスのボールを磁石で引っ張りあげているだけですが、これを使うと延々とボールを転がすことができます。
いろいろなセットを組み合わせられる
上記の動画のように、キュボロにはいろいろなパーツが用意されていて、キュボロ同士のセットを組み合わせて複雑で巨大な作品を作ることも可能です。
幾つかセットをご紹介します。
キュボロ スタンダード
コレを買えばキュボロを遊べるよ、という13種類のパーツが合計54個入ったセットです。もちろんビー玉も入っています。
溝やトンネルが掘られたパーツを組み合わせて、どうやってビー玉を転がすかはあなたしだい。
キュボロ ベーシス
こちらもスターターセットですが、スタンダードと比べてブロックの数が少なくなっています。
しかし種類はスタンダードと同じ13種類入っているので、こちらを最初に買うのも良いかもしれませんね。
キュボロ プラス
スタンダードには入っていない6種類を含む、10種類24個の追加キットです。
トンネルに勾配のついたものがあり、ボールを加速することができます。
キュボロ メトロ
その名の通り、トンネルパーツをたくさん含んだセットです。
スタンダードに追加するとトンネルの組み合わせが格段に広がるはずです。
クゴリーノ ポップ
キュボロの姉妹品、クゴリーノというパーツなのですが、キュボロと組み合わせることが可能です。何と言ってもトランポリンのようにボールをジャンプ(ポップ)させることができるのが特徴のパーツです。
うまくジャンプして先に進んだときは快感でしょうねー!
この他にも上記動画で紹介したボールを上に送るパーツ「キュボロ ミステリーキューブ」や、ピタゴラスイッチのようなハンマーを追加する「キュボロ ハンマー」など魅力的なパーツセットがあるので組み合わせは無限大ですね。
インテリアとしても上質
このキュボロ、その楽しさもさることながら素材としても魅力があります。
一つのブロックは5センチ角の立方体です。
そしてそれらは合板ではなく、FSC認証(木材の流通・加工のプロセスを認証する国際機関)を受けた無垢のブナ材で作られています。
そのブナ材の塊にビー玉が「コッ」と当たる音もまた上質ですね。
使わない時は仕舞いこんでしまうより、ディスプレイしても良さそうです。
立体構成力や論理的思考力を養う
改めて知育の話に戻りますが、キュボロでどんな力が養われるのでしょうか。
まずは積み木から得られる立体構成力でしょう。
キュボロは形状としては立方体ですが、ビー玉がうまく転がるように溝を繋ぐ必要があるため、積み木よりも数倍難しいと思われます。
そしてその溝を繋いでビー玉をどう転がすか、というところで論理的思考力が必要になってきます。
面白いことにキュブロの溝には基本的に勾配がついていません。
なので転がり続けるビー玉はいずれ止まってしまいますし、カーブを通過するたびに推進力は大幅に減衰します。
推進力を得るには落下させなければいけません。
これは大人が遊んでも楽しいですよね。
最後に、この動画をご覧ください。
思わず「うわっ、そういうことか!」と声に出してしまいました笑
昔あった「チクタクバンバン」を思い出してしまいました。
それにしても、ここまでパーツを揃えると一体いくらかかるんでしょうね・・・
どこかにキュボロを自由に組み立てられる「キュボロストア」作ってくれないかなぁ。
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