春からの新生活、照明が白熱電球ならLEDに交換して電気代節約!

暮らし

春から新生活を始める人もいると思います。

もう物件を決めて引っ越しの準備も進んでいる人も多いのではないでしょうか?

 

新生活というのは物入りです。

引っ越し代はもちろんのこと、家具や家電を新調したり何かとお金がかかります。

引っ越しをしたあとはなるべく節約したい!

そんなときは、住まいの「照明」を変えることで節約できるかも!!

 

今回は、照明を付け替えて電気代を節約するお話。

 

その照明、白熱電球ではありませんか?

新築物件に住む人には関係ないかもしれませんが、築年数の経っている物件だと、付いている照明がぜんぶ白熱電球だった・・・ということもあります。

ちなみに白熱電球というのはこういうやつ。

 

白熱電球

 

これは白く塗られているタイプですが、透明で中身が透けているタイプもあります。

 

かつては一般家庭で広く使われていたのが、この白熱電球。

安くて全方向を照らしてくれるのがメリットですが、寿命が1000時間程度、電気代も結構かかってしまうというデメリットがあります。

 

具体的に電気代を計算すると、40Wの白熱電球を1日6時間、365日使ったとすると約2,130円かかります。(あとで比較表を載せます)

 

LED電球は電気代がめっちゃ安い!

それに対して、いまホームセンターなどで販売されているものはLED電球というもの。

これは発光ダイオードを使った、白熱電球に替わる照明です。

 

LED電球

 

「LED(エルイーディー)」という名前はもう一般的ですね。

LEDは白熱電球に比べて照らす範囲が狭いと言われていますが、「広配光タイプ」という広く照らせるものも販売されています。下方向を中心に照らす「下方向タイプ」に比べてお値段はちょっと高め。

 

LED電球のメリットはなんといっても電気代が安い!

40Wの白熱電球と同じ程度の明るさである「40形相当(485ルーメン)」のLED電球だと、1日6時間、365日使った場合で約290円です!

LED電球本体の値段(約800円)を合わせても、半年で元が取れてしまいます。

 

照明を変えると部屋の雰囲気が変わる?

一般家庭で使われる照明の色は、大きく分けて2種類。

一つは白熱電球に代表される「オレンジ系」の電球色。

もう一つは蛍光灯に代表される「白系」の昼白色です。

 

電球色の照明は料理が美味しく見えるのでキッチンやダイニングで使われます。

昼白色の照明は明るさを重視したい場合に使われ、リビングや個別の部屋(子供部屋とか)に使われますね。

 

実はLED電球にも「電球色」のLEDと、「昼白色」のLEDがラインナップされています。

使う場所に応じて、電球色か昼白色かを選ぶと良いでしょう。

 

白熱電球と、「電球色」のLEDの違い

さて、いくら「電球色」と謳っていても、完全に白熱電球と同じ色を再現するというものではないようです。

今回購入したのはパナソニックのLED電球なのですが、付け替えてみた結果「若干しろいかな?」という印象があります。

ワット数が異なるため、正確ではないのですが・・・

 

トイレの照明

トイレの照明比較

もともとは約40Wのボールタイプの白熱電球が付いていたものを、30形相当の電球色・下方向タイプLED電球に変更しました。

白味が強くなったのですが、トイレの清潔なイメージにはこちらのほうが合っている気がします。

ちなみに窓はDIYで作ったフェイクです笑

700円で飾り窓枠を作ろう!何もない壁に飾り窓を作るアイディア
殺風景なトイレに小さな棚を付けてから、もう少し飾りがほしい気持ちが高まっています。そこでネットで見つけたのが「飾り窓」。壁などに窓枠を付けてアクセントとするものです。これが100円ショップのフォトフレームで出来るというので、さっそく真似して

 

キッチンの照明

キッチンの照明比較

ごちゃごちゃしててスイマセン!

こちらは60Wの白熱電球を、半分以下の明るさである25形相当のLED電球に交換しました。

キッチンはもうちょっと電球色が強くても良かったかな。

あとLEDの直線的な光のせいで、白熱電球よりも「影」が出やすいです。つまり調理中の手元が若干暗くなります。

キッチンの照明を交換する場合は、同程度の明るさのLED電球に変えたほうが良さそうです。

 

浴室の照明

バスルームの照明比較

浴室は完全に好みが分かれるところだと思いますが、僕は薄暗いほうが好きなので、明るさを半分程度のLEDに交換しました。

 

使用場所は事前に確認!

上のように、トイレ・キッチン・浴室の照明を交換したのですが、特に浴室などは湿度が高い場所です。

LED電球はそのような場所でも使えるのでしょうか?

 

答えはイエスでもあり、ノーでもあります。

 

まず、直接電球に水滴などがかかる場所や、湿度が高い場所では使用できません。

ただし、商品によっては浴室灯として使えるものがあります(今回購入したLED電球は浴室灯として使えます)

 

使用できる場所は商品パッケージに記載されているので、購入する際には必ずチェックしましょう。

同じメーカーから出ている同じようなLED電球でも、使える場所が異なるものもあるので注意が必要です。

 

「口金」サイズを間違えないように!

照明の交換などをあまりしたことがない人は聞き慣れないかもしれません。

家庭で照明として使われる電球の口金(くちがね)は2種類あります。

 

サイズ比較

 

左の大きい方が「E26」というサイズの口金。

右の小さい方が「E17」というサイズの口金です。

大きいから明るい、小さいから暗い、ということはありません。

取り付けるソケットのサイズによって、種類があるということです。

 

電球に口金のサイズを記載してあれば良いのでが、困ったことに記載がないことが多いです。

そんなときは実際に口金(スクリュー状の部分です)の直径を測ってみてください。

直径が26mmならE26口金、17mmならE17口金です。

E14、E12、E11などの口金もあるのですが、一般家庭の照明ではあまり使われない、かな?

 

 

電球の大きさも気をつける!

これが一番ハマりそうなところ。

取り付ける場所に、ちゃんと電球が収まるかどうか、です。

 

取り付けの注意点

 

うちもそうだったのですが、写真のように電球の取り付け部分が横向きになっている場合。

このタイプの場合、高さのある電球だとスペースの関係で取り付けることが出来ません。

なるべく交換前の白熱電球と同じサイズのLED電球を選ぶようにしましょう。

 

サイズ比較

 

ちなみに最初は手持ちの電球型蛍光灯をつけようと思ったのですが、見ての通りデカすぎて付けることが出来ませんでした・・・

 

また、取り付けの向きを変えるこんなソケットも売っています。

 

 

これを買えば電球形蛍光灯も付けられる!

と思ったのですが、LED電球専用らしいです。

しかもLED電球買えちゃう値段ですけどね・・・

 

白熱電球とLED電球の電気代比較

最後に、白熱電球とLED電球の電気代比較を掲載します。

条件は1日6時間使用で365日間、電力料金目安単価27円/kWh(税込)です。

比較商品は明るさを40形、口金サイズをE26で揃えます。LED電球は広配光タイプ。

 

白熱電球 LED電球
単価 100円~200円 800円
消費電力 38W 4.9W
明るさ 40W 485ルーメン
交換寿命 半年(約1,000時間) 15年(約40,000時間)
年間電気代 約2,129円 約290円

 

比べてみると一目瞭然、初期費用(商品の単価)はLED電球のほうが高いのですが、圧倒的に消費電力が低いため年間電気代がおよそ1/7になります。

これがまさに、引っ越し早々に白熱電球からLED電球へ交換したほうが良い理由。

正直、白熱電球を使っているのがもったいなく感じます。

 

ちなみに、電力計算には東芝ライテックさんの省エネ計算プログラムを利用しました。

省エネ計算・LED電球 | 東芝ライテック(株)
LED電球の省エネ計算が簡単にできます。白熱電球など従来の電球と、対応するLED電球との省エネ比較(電気代比較)が行えます。ご利用条件に合わせ、点灯時間や灯数の変更も可能です。

 

LED電球の注意点

ただ、そう上手くいかないもので・・・

LED電球のメリットとしてよく言われる「長寿命」。

上記の表でも40,000時間と書きましたが、実際には途中で故障することもあります。

 

つまり、1日6時間365日使う場合、半年で元が取れるのですが、半年以内に壊れてしまった場合は損をしてしまいます。

その場合は運が悪かったと諦めましょう笑

LED電球もだいぶ安くなってきていますし。

 

ちなみに僕が今回購入したLED電球はこのPanasonic製のLED電球です。

 

 

40形相当広配光タイプだと、この2個入りのが一番お買い得だと思います。アマゾンね。

 

4月からの電力自由化で電気会社を選べますが、まずは家庭内の省エネで電気料金を見直しましょう!

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