もう知らない人のほうが多いと思いますが、はるか昔、昭和という時代のころ(笑)『三種の神器』と呼ばれたものがありました。
それは「白黒テレビ」「洗濯機」「冷蔵庫」です。
この3つの家電は、テレビは白黒じゃないですがいまも生活に欠かすことの出来ないもの。当時『神器』と呼ばれたのもさすがと言わざるを得ませんね。
しかし、洗濯機と冷蔵庫は生活するうえで必要ですが、テレビってどうでしょう?
テレビの役割は、ご家庭にエンターテインメントをお届けすること。
家族がリビングに集まり団欒する際には、テレビがあると何かと都合が良いです。
ところが今や、塾やバイト、残業などで食事の時間に家族が集まる機会が減っています。
集まったところで子供たちはテレビよりもスマホを見ているかも知れません。
テレビって・・・無くても良いんじゃない?
そして僕は、テレビを捨てました。
まぁ捨てるのは勿体無いのでジモティーで売ったんですけど。
そしてテレビの無い生活を1ヶ月ほど過ごし、色々と感じたこと、得たことなんかがあったので、今回記事にしたいと思います。
生活面での影響
テレビが無くなり、生活にどのような影響が出たのでしょうか?
部屋の中心は「テレビ」だった!
自分の部屋からテレビが無くなって気づいたこと。
それは、「テレビ」を中心に部屋をレイアウトしていたということ。
いまあなたの部屋を見渡してみると、どうでしょう?
テレビがあり、その正面にテーブルがあり、さらにソファがありませんか?
部屋のレイアウトなんて無限大なのに、テレビがあることでテーブルやソファといった大物家具の配置も決まってしまうんです。
もっと言えば、テレビじゃなくてアンテナケーブルによって部屋のレイアウトを決められてしまっているのかもしれません。
テレビを設置するのって壁に埋め込まれてるアンテナ繋ぐところに限られますから(長いアンテナ線使うとかはこの際おいといて笑)
そして、テレビを見るためには所定の位置に居続けなくてはなりません。
それがソファになると思うのですが、ここが部屋の中で一番滞在するスペースになっているはずです。
つまり、テレビがあることで、部屋のレイアウトのみならず、部屋の滞在スペースまで拘束されているのです!知らぬ間に!!
カーペットを敷いている人はテーブルとソファの間を見て下さい。
そこだけカーペットの毛がヘタっていませんか?おしりやクッションの形に・・・笑
テレビが無いと模様替えが楽しい!
そんなわけで、テレビがなくなると部屋のレイアウトが大幅に自由度を増します。
もう、やりたい放題です。
まず、テレビの置いていた壁(アンテナ接続部のある壁)を自由に使えます。
本棚を置いても良いし、ソファを移動させても良いし。
一時期憧れたウォールステッカーや・・・
ブラックボードなんかにしても良いかもしれない!!
それまで使っていたテレビが50型だったので、2メートル四方の壁が使い放題なのです。
ソファーもカフェのように対面させて配置するのも良いし、読書好きなら本棚が正面に見えるようにしても良いかもしれませんね。
時間に縛られない生活
ドラマ、バラエティ、深夜番組などなど、テレビ番組は決まった時間に放送されます。
見たい番組があると、テレビを見る時間が生活の中に組み込まれます。
それはそれで楽しい時間を過ごすことができるので大切なんですが、時間を束縛されるということでもあります。
好きな芸能人やお笑いが見れなくなるのは残念ですが、時間の束縛から解放されるのは、新たな趣味や楽しみに使える時間となります。
ニュースに疎くなった
これはデメリットですね。
朝起きて何も考えずにテレビをONにする生活をしていたので、朝の番組などで得ていた情報が一切得られなくなりました。
同様に夜のニュース番組などから情報を得られないので、ニュース全般に疎くなりがちです。
でもこれは今までがプッシュ型だっただけであり、プル型に変えれば良いのです。
つまり、テレビから勝手に流れてきていた情報(プッシュ型)を、ネット上の情報サイトや新聞社のサイトでチェックする(プル型)ようにすれば良いだけです。
従来通りプッシュ型がいいなぁ・・・と言う人はAbemaTVなどでニュース番組は見ることもできるし、テレビの音声だけ聞いていた人はラジオでも代替できますね。
逆に芸能人が結婚しただの離婚しただの興味のない情報を分別できるというメリットもあり!
ちなみにSMAP解散はTwitterで知りました。
Twitterは僕の大動脈。
金銭面での影響
テレビが無くなったことで、金銭面での影響は・・・
NHK受信料が無くなった!
テレビを処分してまっさきに行ったのが「NHKの解約」です。
あの忌々しい訪問契約から2年ちょっと、名残惜しくもグッバイNHK。
NHKの受信料は2ヶ月毎に払っていたのですが、これが1年間で15,000円くらいでしょうか?
15,000円かぁ・・・高いか安いかはアレですが、受信設備(テレビ)がない今、受信料を払い続ける義務はありません。
解約、解約ぅ!
なおネットではいろいろ言われているNHKの解約ですが、そんなにハードルの高いものではありませんでした。
電気代の節約に?
毎日使うテレビが無くなったんだから、電気代も節約になるかも☆
なんて思ってたんですが、実はテレビってそんなに電気代がかかるものでは無いんですね。
50インチで年間1,500円くらい?らしいです。
もちろん、古いテレビは消費電力も大きいので電気代もかかります。
液晶テレビじゃなくてプラズマテレビの場合も電気代がかかります。
でもまぁ、24時間使いっぱなしの冷蔵庫に比べれば、対したことはないですよね。
電気代を節約したい人は、家中の照明をLEDに変えたほうがよっぽど効果的です。
というわけで、テレビを無くして電気代を節約、とはなりませんでした。
や、もちろんテレビがない分、節約にはなるんですけどね笑
テレビ本体のリセールバリューは高い?
所有していたテレビはオリオンの50型。
約3年前に買った商品で、当時の購入価格は63,000円だったようです。ブログに書いといて良かった!
これを粗大ゴミに出すのはさすがに勿体無い。めっちゃ綺麗に使っていたし。
というわけで、どこかに売り飛ばすわけですが、この時代個人で売却するには
- フリマアプリ
- ヤフオク
- リサイクルショップ
などがあります。
僕が選んだのは「ジモティー」でした。
モノが大きいだけにネット系だと送料が高いし手数料もかかる=取り分が減る。
リサイクルショップだと二束三文で買い叩かれそう(メジャーブランドじゃないし)。
というわけで、手数料もかからないし直接取引のできるジモティーを使いました。
値下げ交渉とかもされちゃうんですが、そこは人間対人間の駆け引き!!
何名かからの問い合わせを経て、最終的には50,000円で売却となりました。
63,000円で買って3年近く使って50,000円で売却!!
みなさんも将来的に売却する予定があるなら、モノは綺麗に使いましょう。
ちなみにテレビ台も17,000円くらいで買ったものを10,000円で売ることが出来ました。
商売上手!
で、結局テレビの無い暮らしってどうなの?
そんな感じで、ざっとテレビを無くした生活を振り返ってみました。
結局、テレビのない暮らしってどうなのか?
特に不便はありません。
これは僕が一人暮らしだからっていうのもあると思いますが、無きゃ無いで困らないです。
たまに大画面で映画とか見たくなりますが、そのときはプロジェクターでも買おうと思います笑
PS3はあるのでプロジェクターと繋いでAmazonプライムで見放題だし!
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