だいぶ前ですが、中華鍋を買いました。
「またカタチから入って!!」とか言われそうだけど、買っちゃったものは買っちゃったんです笑
中華鍋って、誰もが一度は買おうとするけど、重たい、デカイ、手入れが大変・・・とかいろんな理由で結局買われることのない、ちょっと可愛そうなお鍋。
でも僕は買いました!!
勢いではなく、検討に検討を重ねて!!
ちなみに今回はひょんなことで知り合ったラジオDJ・ブロガーの『かみじょー』さんの企画『【ブロガー連動企画】ブログ飯ならぬブロガー飯参加者募集中 #bloggermeshi』に乗っかる感じで書いています。
ちょうど御飯作るときにかみじょーさんがFBに載せてるのを見て、調理終わりに急遽撮影。
友情、愛情、おれ便乗、です。
中華鍋には種類がある!!
さて、ブロガー飯の前に中華鍋についてちょっと触れたいと思います。
僕が中華鍋を購入する際に、一体何を検討したのか?
それは、中華鍋と一言で言っても種類がある!ということに起因します。
取っ手が一つの「北京鍋」
◎山田工業所 鉄打出北京鍋(片手中華鍋) 板厚1.2mm 30cm 483-06_ET
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中華鍋というとこの形を想像する方も多いのではないでしょうか?
鍋本体から取っ手が1本出ているタイプを「北京鍋(ぺきんなべ)」と言います。
取っ手が木で出来ているタイプもありますが、多く出回っているのはこちらの鉄のタイプかと思います。
取っ手があるので中華鍋っぽく『振る』ことができます。
ただ、鉄製の取っ手は熱くなるので、ミトンや布巾が必要ですね・・・
それと、取っ手があることで重心がズレるので、大きな五徳(コンロの鍋を置く所)がないとバランスが取りづらい、というデメリットも。
アツアツの中華鍋がガスコンロから転がり落ちるとか、危険です。
両取っ手の「広東鍋」
【自社便】打ち出しのこだわり 山田工業所 鉄打出中華鍋 両手 30cm (1.2mm厚) 合羽橋 かっぱ橋 02P18Jun16
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そしてこちらは鍋本体の両サイドに取っ手が付いた「広東鍋(かんとんなべ)」。
映画なんかでは襲撃された中華料理店で料理人が逃げる際によく頭に被っています。
こちらのタイプは取っ手がない分、振りづらい(頑張れば振れます)のがデメリット。また北京鍋より底が浅いので、炒飯をジャッジャッと振るのにも向いてないかも。
でも実際の料理ではそんなに振ることはありません。
メリットは両サイドに同じ取っ手が付いているので、重心が真ん中にある、ということ。
また、取っ手がない(小さい)分、洗ったり収納したりしやすいです。
そして、僕が購入したのも、こちらの広東鍋になります。
その他にも悩む!!
種類は大きく北京鍋か広東鍋の2種類なんですが、その他にもいろんな検討事項があります。
サイズに悩む!!
種類の次に悩むのがサイズです。
アマゾンで多く取り扱っているのは27cm、30cm、33cmあたり。
フライパンで考えると27cmでも結構大きいですよね!
でも、中華鍋ってサイズの割にあまり量は作れません。
いろんなサイトやレビューを見て、1人暮らしではあるけど30cmを購入して正解。
作れるとしても1度に2人分の料理です。
これは一般的なフライパンのように底が平らではなく球面だから。
鍋の直径が大きくても、入る量は少ないんですね。
家族4人で、って考えると33cmや36cmの中華鍋が良さそうですが、そうなると今度は大きすぎてガスコンロに乗らない、とか重すぎて取り扱いづらい、とか。
そうなるとだんだん出番が減っちゃいますよね。
実際、壁際に設置したガスコンロの場合、30cmがギリギリです。
人数が多い場合は分けて作る、などしたほうが良いかも。
厚さに悩む!!
っていうほど、悩みはしません。
1.2mmや1.6mmの厚さが多いようです。
厚さがあるほど蓄熱量が多くなり、また変形もしにくくなります。でも、重くなります。
30cmの北京鍋で、1.2mmが980g、1.6mmでは1260gとなり、280gも重さに差がでます。
まぁ振らないから関係ないんだけど笑
僕は厚さ1.2mmのを買いました。
薄いほうが鍋の加熱は早いのかな?基本中火から強火だから分かりづらいですが。
オプション品で悩む!!
中華鍋とセットでオススメされるのが、
- ジャーレン
- お玉
- 五徳
の3点。
アマゾンで中華鍋を検索すると必ずセットでオススメされます。
ジャーレンは鉄製のザルのようなもの。揚げ物とかの際にはあると便利かな?中華鍋のサイズに合わせて種類があります。
お玉はその名の通り、お玉。中華鍋用に、お玉部分の取り付け角度が浅く、大きいです。
五徳は北京鍋の場合は必要になると思います。鍋を安定して置けるようにするもの。使用しているガスコンロメーカーによっては使えないので注意!
IHでは使えるの?
底が丸いので使えないと思います。
というわけで、実際にガスコンロに30cmの中華鍋(広東鍋)を乗せるとこんな感じです。
見ての通り、壁ギリギリです!
火が鍋底を伝って壁に届いちゃうかも知れないので、長時間強火で使うのはちょっと怖い。
広東鍋なのでガスコンロに最初から付いている五徳でも安定しています。
ほんと北京鍋の方は気をつけてくださいね・・・
それと、お玉はニトリの普通のものです。普段使いに問題はありません。
中華鍋でパラパラチャーハン!!
いよいよ本題!!
今回は中華鍋で定番の「炒飯(チャーハン)」を作りました。
しかもシャキシャキのレタスチャーハンです!!
最近チョップドサラダにハマっていてレタスを買っていたのですが、ちょっと余っちゃいそうだったのでチャーハンに入れました。
レタス以外はベーシック。
たまご2つにご飯2膳、豚バラがあったので事前に炒めておいて、あとで混ぜるパターン。
創味シャンタンを適当に入れて、最後に刻んだレタスをイン。
頃合いを見て完成!!
っていうあまり参考にならないレシピです笑
鍋を振れない場合はお玉で常に具材をかき混ぜるようにしましょう。
中華鍋で作るとパラパラ炒飯が作れる、っていうのは実しやかに言われています。
火力が強ければ良い、というのであれば一般的なフライパンでも出来そうでうが・・・
中華鍋(=鉄鍋)の熱伝導率や蓄熱量が関係しているそうなのですが、詳しくはわかりません。
分かるのは、中華鍋で作ったチャーハンはパラパラで美味しいということ!!
美味しいは正義、です。
チャーハン以外にも・・・
もちろんチャーハン以外にも中華鍋は活躍します。
最近作ったのは「フライドポテト」です。
これは油が入ればどんな鍋でもいいだろ!って言われそうですけど笑
でも中華鍋は鉄鍋だから、蓄熱量が高くて油が冷めにくいんですよ。
あと「ペペロンチーノ」。
中華鍋だけで全工程をやろうとしたら、火が強くて焦げましたね。
やっぱり「野菜炒め」が鉄板ですね、鉄鍋だけに。
普段食べている野菜炒めよりも、なぜだか美味しく感じます。
毎日使えば手入れも楽!
最後に、手入れが面倒と言われる中華鍋ですが、毎日使うのあれば普通のフライパンと変わりません。
使い終わったら洗って空焼きして水分を飛ばすだけ。
ちょっとしばらく使わないかな、という時は油を馴染ませて置いたほうがよいでしょう。
毎日使っていれば、錆びるなんてことはありません!
それどころか、フッ素加工やテフロン加工などコーティングがされていないのでガシガシ使えます。
使えば使うほど、マイ中華鍋になっていく様は、ダッチオーブンに通じるところがある!
ぜひ、ブラックポットならぬ「黒兜」を目指して使い込みましょう!
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