夏休みに入るとキャンプやバーベキューをすることが多くなります。
特にお盆時期には帰省などで学生時代の友人が集まれる機会。それぞれの家族連れでBBQなんてこともあるかもしれません。
そんな複数の家族が集まって行うBBQやキャンプなどで気になるのが『食費(や飲み物、消耗品などの費用)の割り勘をどうするか』ということ。
お金に関することだから、親しい友人関係でもちゃんとしておきたいところです。
特に精算の時になって揉めたり嫌な気持ちにならないように、計画時に事前に決めておきたいですよね!
いくつか事例をパターン別でご紹介しますので、参考になれば幸いです。
こんな参加メンバーと状況を想定して・・・
これから紹介する事例は、以下の様な参加メンバーを例にしています。
大人(高校生以上) | 小中学生 | 乳幼児(3歳未満) | |
---|---|---|---|
Aさん一家 | Aさん 奥さん |
– | 赤ちゃん1人 |
Bさん一家 | Bさん | 中学生1人 小学生1人 |
赤ちゃん1人 |
Cさん一家 | Cさん 高校生1人 |
– | – |
Dさん | Dさん | – | – |
食料、炭などの消耗品のみを割り勘対象として、合計金額は10,000円とします。
なお飲み物は各自で持参することとします。
飲み物を各自で用意するのはとても合理的です。アルコールって高いですから、割り勘の時どうしても不公平になってしまうんですよね。
僕も教えてもらったクチですが、マイドリンク制はオススメ!
事例紹介
割り勘のパターン別に事例をご紹介します。
人数で割り勘する
一番明確で間違いがないのが「参加人数で割り勘をする」という方法。
購入した食料の金額を、参加人数で割るだけなのでとってもシンプルです。
単純に参加人数だけで割って、
- Aさん一家=3人
- Bさん一家=4人
- Cさん一家=2人
- Dさん=1人
となります。
10,000円を10人で割って、1人あたり1,000円となります。
しかしこの方法は家族連れから不満が出ます。
なぜなら子供は食べる量が少ないし、乳幼児に至っては親に分けてもらって食べることがほとんどだからです。
子供料金を設定して割り勘する
大人1人と小学生1人の食べる量には差があります(個人差もありますが笑)。
そこで小学生や中学生は0.5人、3歳以下は人数に入れない、など子供料金を設定すると公平になります。
- Aさん一家(1人+1人+0人)=2人
- Bさん一家(1人+0.5人+0.5人)=2人
- Cさん一家(1人+1人)=2人
- Dさん=1人
となり、10,000を7人で割り、1人あたり約1430円となります。
不平が出るほど細かいルールでもなく、参加者が納得の行く割り勘方法だと思います。
大人の人数だけで割り勘する
「子供は半額だなんてセコいことはしたくない」という場合には、小中学生や乳幼児は人数に入れない、という計算方法もあります。
単純に大人の人数だけで割りましょう。
- Aさん一家(Aさん+奥さん)=2人
- Bさん一家(Bさん)=1人
- Cさん一家(Cさん+高校生)=2人
- Dさん=1人
10,000円を6人で割り、約1,670円となります。
泊まりのキャンプなどでは、子供が寝静まったあとに大人たちだけで・・・という時間もあるでしょうから、大人の人数だけで割り勘するこの方法は良いかもしれません。
家族の数で割り勘する
参加した家族数で割り勘をする方法です。
- Aさん一家=1
- Bさん一家=1
- Cさん一家=1
- Dさん=1
10,000円を4で割り、1家族あたり2,500円となります。
Bさんからすると「家族で参加したのに2,500円なんて安い!」となりますが、Dさんからすると「2,500円もかかるのか」と感じるかもしれません。
これだとちょっとDさんの負担が大きく可愛そうですよね。
単身で参加する人がいる場合は、家族数で割るのは不公平となりますので避けたほうが良いでしょう。
子供料金設定が無難
以上、4パターンの割り勘事例をご紹介しました。
デイキャンプやバーベキューであれば子供料金を設定した割り勘が一番無難な気がします。
しかし泊まりのキャンプなどでは、コテージレンタル料などもかかってくる場合があるので、大家族の費用負担が大きくなってしまいます。
その場合は家族数で割り勘、大人の人数だけで割り勘など、工夫が必要となるでしょう。
持ち寄りも大事!
また、差し入れや食材の持ち寄りも考慮したほうが良さそう。
家で作った野菜持ってきた!とか、材料を事前に買ってアウトドア料理を披露するぜ!という人もいると思います。
そういった場合は割り勘に含むことはできないと思いますが、気持ち少なめの金額にするとか、料理の感想をちゃんと伝えるなどしてあげると喜ばれるでしょう。
マイドリンク制は素晴らしい!
飲み物は各自で用意するマイドリンク制。
これ、アルコールを飲まない人にとってすごく良い!
ビールや焼酎などは高いし飲める人も限られるので、アルコールを飲まない人からすると多少なりとも不満が生まれます。
また、遠慮しながらアルコールを買っていた人にとっても、自分が飲みたい分だけ用意すればいいので気を使わなくて済みますね笑
そしてマイドリンク制にすると必要になってくるのがクーラーボックスと保冷剤。
他人のクーラーボックスを使わせてもらえばいい、っていうのは相手にとって迷惑なのでやめましょうね!
楽しむための最低限のルール
割り勘なんて、そんなケチなこと言ってたら楽しくないじゃん!
なんて思われるかもしれません。
でもコレって、参加者全員が楽しむための最低限のルールです。
幹事として計画を仕切るのは大変な労力です。
道具を出す人は準備から片づけまで大変な労力です。
運転する人も送迎や安全運転などに大変な労力です。
買い出しをする人も、何を買えばみんなが喜ぶか頭を悩ませます。
ごみ処理を引き受けるのだって、大変な勇気です。
子どもたちが怪我をしないか、どこかへ行ってしまわないか、親のみならず参加者全員が気をつけています。
参加者全員がなにかしら役割を持って「みんなの役に立てて良かった!」と感じられるのは大切なことです。
それなのに、支払いの時に誰かが嫌な思いをしては、せっかくのバーベキューやキャンプが台無しになってしまいますよね。
企画の段階で、参加者(大人)同士で料金の割り勘方法はしっかりと決めておきましょう。
Yahoo知恵袋でもみんな悩んでる!
他の人はどのように割り勘しているのかと思い調べてみると、Yahoo知恵袋でもみんな同じ悩みを抱えているようです。
お金の問題は人間関係の悪化につながりやすいので、慎重に・・・
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