高校生や大学生、専門学生など、10代後半から20代にかけて初めてアルバイトを経験する人は多いと思います。
僕もスーパーの品出しや郵便局の年賀状配達などのアルバイトを経験しました。
すぐに辞めてしまいましたがコンビニのアルバイトをしたこともありました。
コンビニのアルバイトって、大変ですよね!
品物を出して、お客様が来たらレジを打つだけ。
なんてことはなくて、今のコンビニって総合ストアって感じで宅急便やら公共料金の支払やら、ライブチケットの受付やら、もうコンビニエンスストアの名前の通り「便利=何でも屋」みたくなってますよね。
そんなに大変なのにそんなに時給が高いわけでもないし、ブラックなところだと変なノルマ課せられたり(いまはさすがにないかな?)、かなり大変な職種だと思います。
そんな理由か、はたまた店舗数の多さかわかりませんが、コンビニエンスストアのアルバイト求人は比較的豊富なので「アルバイト=とりあえずコンビニ」と考える人もいるのではないでしょうか。
でもちょっと待って、コンビニエンスストアのバイトも良いけど、学生の皆さん、特にこれから就職を控えている人は、アルバイトの職種も考えてみると思わぬメリットが有るかもしれません。
時給だけで選ぶな
特に学生のうちはなるべく短時間で稼ぎたい!と思うため高時給のバイトを選びがちです。
もし貴方が学生で、なにかバイトをしようとしている場合、以下の条件の2社があったらどちらを選ぶでしょう?
- 時給の高い深夜のコンビニ
- 最低賃金の寿司屋のホールスタッフ
深夜のコンビニなんてかなりの時給ですよね。
深夜コンビニを選んだ人は、お客さんも少ないからあまり働かなくてもいいかも・・・なんて邪な思いもあるかもしれません(あくまで個人的な見解で・・・)
でも僕は、上記の2つから選ぶのであれば寿司屋のホールスタッフを選びます。まかないで美味しい寿司が食べられるかもしれないから・・・ってわけじゃないですよ!
誰と出会うか
なぜ寿司屋のホールスタッフを選ぶのか。
それは寿司屋の「客層」です。
寿司屋、特に回転寿司ではなくてカウンターに座って食べるいわゆる「回らない寿司屋」の場合、利用客が経営者である場合が他の職種に比べて多いです。
経営者が個人的に通っている場合もあれば、接待や打ち合わせなどで寿司屋を利用する場合もあるでしょう。
寿司屋でのホールスタッフであれば、お客様との直接の接点はおしぼりやお茶などの配膳、テーブル席であれば注文などになります。
ただ、直接お客様との接点がなくても、ホールスタッフとしての立ち振舞はお客様の目に留まりますよね。
大将とのやりとりや受け答え、他のお客様への接客態度、ホールスタッフとして積極的に(または場を読んで)動けているか、身嗜みはどうかなど、アルバイトと言えども経営者の目に留まることになります。
もしかしたらそこから「大将、あのアルバイトの子、いいね」という流れもあるかもしれません。
もちろん「経営者の目につけば就職に有利になるかも・・・」なんて下心を丸出しにするのは論外ですが、寿司屋でのホールスタッフというアルバイトには、そんな利点があります。
働くからには、学ぼう
せっかく自分の時間と労力を使ってアルバイトするのですから、働くからにはその職場から何か学びましょう。
何も考えずに働いていると給料しか得られませんが、何かを吸収する姿勢で働けば、時給以上のものを得られるかもしれません。
これからアルバイトを選ぶ人も、時給の額だけを見るのではなく、その職場で何を得られるか、将来に繋がるものはあるのかを考えてみると、ひとつの選択基準になると思います。
あ、ちなみに比較として深夜コンビニを引き合いに出しましたが、職種を非難したいわけではありませんのでご了承下さい。
コンビニのバイトなんて、あと時給20%くらい高くてもいいですよね・・・
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