きっかけはスタパ斎藤さんのこのツイートから。
ためしてガッテン方式で鳥の胸肉焼いたら「えっ?」と声が出るくらい美味しかった、というか従来の胸肉と差があった。オススメ。ググってみてください。
— スタパ齋藤 (@stapasaito) 2015, 1月 26
何だっけ、胸肉をフォークで刺しまくって繊維を切って、塩と砂糖を加えた水にしばらく漬けつつ揉み、そして焼く、的な。塩や砂糖の分量があるのでググってください。 — スタパ齋藤 (@stapasaito) 2015, 1月 26
たしかに胸肉ってもも肉と違って焼くとパサパサになります。
人の胸はあんなにジューシィなのに鳥の胸はジューシィじゃないんです。
さっそく「ためしてガッテン」のサイトを検索しました。
するとありました、「あの鶏むね肉が絶品に変わるウルトラ技発見」という大層な名前のついたページ!
さて、それでは鶏むね肉も買ってきたし、試してガッテン!!
胸を柔らかくする
胸「肉」ですね。すみません。
ためしてガッテンに載っているウルトラ技をまとめると以下の様な感じ。
- 加熱前の胸肉にフォークなどで多数の穴を開ける(または包丁の背で叩き肉の筋を切る)
- 肉の重さに対し、1%の砂糖、1%の塩、10%の水を合わせ、1分間揉み込む
理屈はさておき、これでパサパサの胸肉がジューシィになるらしいです。
ミートソフターを使え!
フォークで肉を刺す。
これが実は大変な作業。実際にやってみるとわかりますがフォークの形って力を込めて握るには適していないんですよね。
何度も刺していると手が痛くなります。
そこでオススメしたいのが、「ミートソフター」。
当サイトでは燻製作りの際に何度も登場しているのですが、これが本当にオススメ。
肉に押し付けていくだけで、簡単に肉に多数の穴を開けることができ、かつ肉の筋を断ち切ることができます。
こんな感じで肉に穴を開けていきます。
綺麗に処理できています。
鶏むね肉に限らず、牛肉のステーキなどもミートソフターで処理をすると柔らかくて食べやすいステーキが出来上がります。
一家に一台、ミートソフター。
胸を揉む
胸「肉」ですね。すみません。
まず肉の重量の1%の砂糖、1%の塩、10%の水を合わせます。
それと鶏むね肉を袋に入れて1分間揉み込みます。
いやらしい気分にはならないのが鶏むね肉。
美味しくなりますようにと願いを込めながら揉みましょう。
せっかくなので塩コショウもこの中に適当に入れました。
あとは焼くだけ
揉み終わったらあとは焼くだけです。
今回は肉の厚さ調整などもしなかったので分厚い肉の塊です。
なんかワイルドでいいんじゃないかな!?
焼き色が食欲をそそります。
最初は切らずに焼いていたのですが、中央が生焼けなので途中で半分に切りました。残念。
焼いてるだけなのもアレなので付け合せの野菜でも作りましょう。
今回はもやしとしめじ。彩り悪い。
実食!
さぁ、本当にジューシィになっているのか、食べてみましょう!
うん、よくわからないけど美味しい!!
写真の通り、まだ中央がレアなので、パサパサが改善されたかどうかが良くわかりませんでした笑
でもすごくジューシィでしたよ!レアなのを差し引いても柔らかくて美味しかったです。
実はこの前に、同じく鶏むね肉をミートソフターで穴を開けただけの状態で焼いて食べてみました。
つまり砂糖・塩・水に漬けなかった鶏むね肉です。
こっちも結構柔らかジューシィだったので、ポイントは肉の穴あけ&筋切りなんじゃないかと思います。
調理前に一処理するだけでこれだけ美味しくなるのだったら、やらないのは損ですね。
ぜひみなさんも、ためしてガッテン!
ほんとに買ったほうがいいですよ、ミートソフター。
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