ついにVAIOブランドのスマートフォンが姿を現します。
日本通信株式会社が3月12日に「VAIO」ブランドのスマートフォンを発表すると告知しました。
ソニーから売却され、独立した「VAIO」がどんなスマートフォンを出してくるのか、楽しみですね。
SONYからVAIOへ
さて、VAIOというとソニーのパソコンブランドとして確立し、一時は「AVパソコンといえばVAIO」「薄いパソコンといえばVAIO」というように技術の先端を担うイメージがありました。
そのVAIOブランドはソニーの営業悪化により惜しまれつつも消滅し、VAIO株式会社として独立することになります。
VAIO株式会社からはその名の通り「VAIO」というパソコンが発売されています。
メインストリームは「VAIO Z」というシリーズ。
Zシリーズというと2010年ころにソニー製VAIOで「究極のモバイル」として、ハイエンドノートパソコンにその名が与えられていました。
VAIO株式会社から発売されている現VAIO Zはコンセプトに「自由であるか。愉快であるか。独創的であるか。」と言っています。
国産スマートフォンはなかなか他社と差別化ができていません。
それは万人が使えるスマートフォンを作らなければいけない、いわば型に嵌まった作り方だと思います。
VAIO株式会社が掲げる「自由であるか。愉快であるか。独創的であるか。」というメッセージには、この型に嵌まらない、おもしろいスマートフォンを期待しています。
日本通信株式会社って?
今回発表されるVAIOスマートフォン。
実はVAIO株式会社と日本通信株式会社の協業により開発されました。
日本通信株式会社と言えば、やはり「b-mobile」が真っ先に思い浮かびます。
格安MVNOの先駆者ですね。
SIMフリーのスマートフォンに別途SIMカードを契約するとデータ通信や通話が格安で出来るのですが、そのSIMカードを提供する会社です。
(同様の格安MVNOにはIIJmioやNifMO、DMMモバイルなどがあります)
ハードウェア(端末)部分はVAIO株式会社が、通信部分は日本通信株式会社が担当し、協業を行っているようです。
知名度・ブランド力のある2社が組んだスマートフォン、期待です。
Xperiaとは違うの?
さて、もともとソニーのブランドを冠したスマートフォンということで、Xperiaとは違うの?と思われる方がいると思います。
ここでちょっと歴史を遡ってみます。
まず、ソニーの携帯電話事業とスウェーデンのエリクソン社の携帯電話事業が合併し、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが誕生しました。通称ソニエリというやつですね。
この合併会社は後にソニーの100%完全子会社となります。
ソニーから発売される携帯電話はソニエリの名を与えられていました。
そして、ソニエリから発売されたスマートフォンが「Xperia」です。
国産のスマートフォンの中ではスタイリッシュな形状に人気を博しました。
そして今回発売されるスマートフォンはVAIOブランドを冠しています。
VAIOブランドではありますが、VAIO株式会社が作ったものであり、ソニーとは関係がありません。
つまりXperiaともまったく関係がないと思われます。
現役機種のXperia Z3コンパクトや、これから発売されるであろうXperia Z4 ULTRAなどとも関連はなさそうです。
(間違いあったらご指摘ください^^;)
3月12日の発表まで約2週間、いったいどんな端末が出てくるのか楽しみですね。
とうとう発売されました!
が・・・
VAIOフォン登場!同クラス機種比較、定額高速通信は魅力だが・・・
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