パパすごーい!と言われたいお父さんたちへ。
季節は冬。
アウトドアやキャンプもシーズンオフとなりつつあります。北海道ではすでにオフですね。雪降ってるし。
だけどこの夏揃えたキャンプ道具をそのまま眠らせておくのは勿体無いですよね。冬でも家庭で使えるキャンプ道具といえば・・・
そう、ダッチオーブン!!
今回はそのダッチオーブンを使った簡単&美味しい料理をご紹介します!しかもキッチンのガスコンロでできるやつ!
これでキャンプ道具購入の時に渋い顔をしていた奥様も、お子様たちも大喜び!夏に見せたお父さんの威厳再び!
今回はダッチオーブンを使って「豚バラの柔らか煮」を作ります。それではレッツゴー!
豚バラの柔らか煮
さて、豚バラの柔らか煮とはなんでしょう。読んでそのまま、豚バタをダッチオーブンで煮たもの、です。
でも皆さん御存知の通り、ダッチオーブンの圧力鍋効果!ダッチオーブンを使えばお肉がほろほろになるような煮物も短時間で作れるのです。
では、まず材料です。
- 豚バラブロック・・・500グラムくらい(スーパーで売っているのはひとつ200グラム~300グラムくらい?)
- 料理酒・・・適量
- 醤油・・・・適量
- 下ろしにんにく・・・適量(チューブのが楽ちん)
- おろししょうが・・・適量(チューブのが楽ちん)
- 長ネギ・・・2本
- 大根・・・半分
- 昆布だし汁・・・1リットル
- パイナップル缶・・・1缶(全部使うわけではありません。肉を柔らかくする用です)
こんな感じでしょうか。かなり適量ばかりですが、そんなもんです。適当にやってもそれなりにできちゃいます。逆にここで細かく計ってやってるとダッチオーブンを使った豪快な料理なのに格好がつきません!
あとはダッチオーブン本体と中敷き(網みたいなやつ)、アルミホイルです。
では、作っていきましょう!
豚バラ肉を無水蒸しする
まず、豚バラ肉を蒸します。これは余分な油を落とすためです。この作業もダッチオーブンで行います。子どもたちは興味津々ですね。
最初にダッチオーブンをプレヒートします。
ダッチオーブンって分厚い鉄で出来てるので、フライパンのように火にかければすぐ熱くなるものではありません。まずはダッチオーブンを中火くらいの火にかけて温度を150度くらいまで加熱します。
だいたい手を近づけて熱いなーと感じるけど耐えられるくらい。
次に油を受けるためにダッチオーブンのそこにアルミホイルで皿を作ります。
そこに中敷きを入れて豚バラ肉を設置しましょう。
一応豚バラ肉はミートソフターで加工をしています。ミートソフターは筋切りや味が染み込みやすくするための超便利グッズです。以前ミートソフターの紹介記事を書いたので良かったら読んでみてくださいね。
●お肉の繊維や筋切りに、ミートソフターが便利すぎる!安いのでもいいので買っておくべき。
このまま30分、蒸していきます。
じっくりとね。
この間に、昆布のだし汁を1リットル分と、野菜類を切ってしまいましょう。
昆布だし汁と野菜を準備する
別の鍋に昆布を入れてだしを取ります。
水の状態から昆布を入れて、沸騰直前になったら昆布を取り出して完了です。
野菜も切っていきましょう。
長ネギはこんな感じに適当に。自分の好きな様に切りましょう。最終的にはテロテロになって形なんてわからなくなります笑
大根はそれなりに形が残ります。
今回は2センチ位の厚さで切りました。
おでん屋さんで見たのを真似て、角を面取りしています。たぶん無駄な作業。でもプロっぽいから奥さんも目がハートです。
そうこうしているうちに30分が経ちました!
ダッチオーブンを開けると・・・
きたこれ!!
蒸しただけなのにすっごいイイニオイ!!このまま切って食べてみたくなります。
が、今回は豚バラの柔らか煮なので、ガマンガマン。
豚バラとだし汁などを合わせる
ダッチオーブンから中敷きとアルミホイルを取り出し、豚バラ肉をダッチオーブンの中に戻します。
ダッチオーブンは熱い状態なので豚肉がジュージュー言いますが、まあ気にしない。
そこに昆布だし汁を入れます。
これまた水蒸気がブワッと出て一瞬焦りますが、顔には出さないようにしましょう。
ここに、おろしニンニク、おろし生姜を適量(ともに10センチくらい)入れます。料理酒と醤油も適量(目安はともに大さじ5くらい?)入れます。完全に好みなので、汁の味を見つつ調整しましょう。
長ネギと大根、そしてパイナップル缶から3つほどパイナップルを入れます。
こんな感じです。
ここから、じっくりと90分!弱火で煮込んでいきます!長いですけど、じっくり行きましょう。
ここでひとつ注意点、最初のプレヒートの時に気づいた方もいるかもしれませんが「自動消火機能のついていない方のコンロを使いましょう」!ガスコンロって鍋やフライパンが加熱されすぎた時に、自動で消化する機能がついています。この機能が働くととても90分なんて火にかけ続けられないんですね。プレヒート時に5分位で火が勝手に消えた場合は、この機能が働いています。ただ、2口コンロの場合は片方にだけこの機能が付いている場合が多いので、自動消火機能のついていない方のコンロを使いましょう。
「両方ついてるよ!」っていう方は、五徳などで嵩上げし、この機能が反応しないようにします。(コンロ中心の鉄の棒に鍋が触れないようにする。)IHの方はよくわかりません笑
話を元にもどして、90分間煮ている途中で1度か2度、蓋を開けて中の肉をコロコロしましょう。まんべんなく火が通るように、味が染み込むようにします。
そして90分経ったのがコレ!
美味しそうじゃないの~~~!
ネギもテロテロでいい感じ!
肉は・・・あれ、ちょっとハシでは切れないかな。
大根は・・・ん、ちょっと味が染みてないかな・・・・
というわけで、もう1時間弱火で煮ることにしました笑
2時間半、弱火で煮た結果
長かったですねー2時間半。最初に無水蒸しもしてるから合計3時間ですか。
でもダッチオーブンってアウトドアでも経験済みかと思いますが、放っておいてもいいんですよね。
実際に最後弱火で1時間煮ていた時などは放置していました。(自己責任でお願いします)
で、完成したのがコチラ!
完全にホロホロ肉!大根もいい感じに味が染みています!
ちょっと醤油が足りなかったかなー、と言った反省点もありますが、これはこれで、作る醍醐味ですね!
お父さんが作った料理、ということで家族も喜んでくれるんじゃないでしょうか?
最後に、ダッチオーブンは作ったものをそのまま入れておくと鉄分が滲みでて料理が黒くなるそうですので(特に汁物は)、完成したあとは別の鍋などに移しましょう。ダッチオーブンもすぐに片付けたいですしね。
以上、お家でできる男のダッチオーブン料理でした!また別の料理を作ったらご紹介しますね!家でダッチオーブンを眠らせている方は、ぜひチャレンジしてみてください。本当に簡単ですから!
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