夏の強い日差しで注意しなければならないのが「日焼け」。
猛暑が続く近年、女性のみならず男性も日焼け止めを使ったほうが良いでしょう。
ただ、顔や腕は日焼け対策をしているけど、「頭の日焼け」に気を遣っている人は少ないのではないでしょうか?
海だ!バーベキューだ!と一日中遊んだ次の日、なんか頭に違和感がある・・・
髪の毛に触ると頭皮がザワザワする!
髪をかきあげたら髪の根本から折れそうで怖い!!
そんな思いをしている人、いませんか?
今回は気づかないうちに進行している「頭の日焼け」について、危険性と対策をご紹介します。
頭って日焼けするの?
もちろん日焼けします!!
身体の中でも一番日光が当たっている部位ではないでしょうか。
あるデータでは「顔の3倍も紫外線を受けている」とも言われる頭皮。
頭皮を日焼けすると、一体どんなことが起こるのでしょうか?
髪の毛が生えてこなくなる!?
紫外線を大量に浴びることで、髪の毛に影響が出てきます。
髪の毛を作る細胞にダメージを受けると、髪の毛が抜けやすくなる、髪の毛が生えにくくなるなどの薄毛の原因となります。
枝毛や切れげの原因となる!?
紫外線が毛髪のタンパク質にダメージを与えて、枝毛や切れ毛の原因となります。
直射日光を浴び続けると髪の毛が茶色くパサパサした感じになるのは紫外線の影響です。
白髪になる!?
紫外線は髪の毛を黒くする細胞にもダメージを与えます。
毛根にあるこの細胞がダメージを受けると白髪が発生する、とも言われています。
フケが出やすくなる!?
頭皮が日焼けすると表面の皮膚がフケのようにパラパラと剥がれ落ちます。
別段不潔にしているわけではないのに、周囲の目が気になりますよね・・・
特に男性が危ない!
この頭皮の日焼け、特に男性が注意しなければなりません。
女性は顔への紫外線を防ぐために日傘を利用している方が多いです。
当然、顔のみならず頭皮への紫外線も防ぐことができます。
また、女性のほうが麦わら帽子などを被っている人が多いですよね。
これに対して男性は、日傘も帽子も使わずに屋外へ出る人が多い。
さらに、男性のヘアスタイルは女性と比べて頭皮に直射日光を浴びやすいです。
また、髪の毛の分け目をいつも同じ所で分けている人は、分け目の頭皮に直射日光が当たるので、こまめに分け目を変えたほうが良いでしょう。
休日に外出するときは、男性も日傘や帽子を使ったほうが良いかもしれませんね。
頭皮の日焼けの見分け方
頭皮の日焼けの厄介なところは「自分で見ることができない」ということ。
腕や足のように簡単に確認できればよいのですが、鏡がないとチェックすることができません。
髪の毛を撫でまわしてみて、頭皮がヒリヒリしたり、ザワザワした感覚があれば日焼けを疑ったほうが良いかも。
また、海などで一日中あそんで身体に日焼けが起きた時は、頭皮も日焼けしている可能性が高いです。
頭皮の日焼けケアは?
他の部位の日焼けと同様、頭皮が赤く日焼けしてしまった場合は、とにかく冷水で冷やしましょう。
皮膚が赤くなるのは「サンバーン」というヤケドに近い状態です。
火傷した時に冷水で冷やすのと同じように、皮膚が赤くなった日焼けは冷水で20分から30分ほど冷やすようにしましょう。
また、日焼けをした時は体内、体外ともに水分不足の状態です。
ポカリスエットなどで水分補給をするとともに、頭皮も濡れタオルなどで水分を与えたほうが良いでしょう。
シャンプーは避ける?
日焼け状態の皮膚にはなるべく刺激を与えないようにします。
夏なのでクールタイプのシャンプーでスッキリしたいところですが、クールタイプの商品に含まれるメントールが頭皮に刺激を与えてしまうので、なるべく刺激のないシャンプーを使うようにしましょう。
薬用を謳うシャンプーも刺激を与える可能性があるので、使わないようにしましょう。
そもそも日焼けしないようにする!
日焼けはツライものです。
楽しい思い出が日焼けでツライ思い出に変わらないように、事前に日焼け対策をしましょう。
腕や顔に塗る日焼け止めと同様に、頭皮や髪にも使える日焼け止めというのが販売されています。
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髪にスプレーした場合は頭皮になじませるようにしましょう。
日焼け止めを髪に塗るとキシキシする、ベタベタして嫌だ!というひとは、ツバの広い帽子をかぶると良いでしょう。
麦わら帽子などの風通しの良い帽子だと頭皮も蒸れずに快適です。
まだまだ暑い日が続きます。
過度の日焼けでツラい思いをしないように、頭皮や髪の日焼け止めもしっかり行いましょう。
頭皮や髪以外の、顔や腕などの日焼けについて、アフターケアの方法をまとめた記事はこちらをご覧ください。
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