札幌市ってものすごく広くて、面積は香港とほぼ同じ、山あり峡谷あり、川や滝、湖、沼まである(実は海にはギリギリ面していない)自然豊かな都市です。
札幌は10の行政区に分かれているのですが、そのなかでも東区はかつて石狩川のもたらした泥炭地ということで、とっても平坦な区です。
平坦ということはそう、ランニングやジョギング・ウォーキングに向いている!!
今回は札幌市東区にできたランニング・ジョギングコースでもっとも新しいコースをご紹介したいと思います。
完成したのが平成29年春!!
その名も、丘珠空港緑地北東コースです。
ぼくも下見に行ってきたのですが、吹き抜ける風がとても気持ちのよい、走りやすいコースでした!!
丘珠空港緑地とは?
丘珠空港緑地とはその名の通り、丘珠空港に隣接する都市緑地です。
住宅地の中にある空港なので、航空機による地上騒音の軽減や排ガスの拡散防止、空港周辺地域の風雪害防止等の緩衝機能などを目的としています。
このように丘珠空港をグルっと取り囲むように作られた緑地です。
南東地区は平成23年から、北西地区は平成28年から、そして最後に細長い北東地区が平成29年の春にオープンしました。
南東地区もランニングはできるのですが、今回は北西地区・北東地区のランニングコースをメインに紹介しますね!
丘珠空港緑地ランニング・ジョギングコース
これが北西地区、北東地区にあるランニングコースになります。
北西地区には『ノルディックウォーキングコース』と『北西ランニング・ウォーキングコース』が、北東地区には『北東ランニング・ウォーキングコース』があります。
周回距離についてはこのような感じです。
ノルディックコースが600メートル、北西コースが1,000メートル、北東コースは3,900メートル!!
北東コースは細長いですが、ちゃんと周回できるようになっています。
北西コース、ノルディックコース
まず北西地区にある2つのコースについて。
1周1,000メートルとはいえ、けっこう広いです!!
アスファルト路面が北西ランニングコース、細い茶色の道がノルディックコースとなります。
若干のアップダウンもあります。
歩くならノルディックコースのほうが楽しそう。
実は北西地区はランニングコースだけじゃなくて、子供が遊べる遊具、のんびり飛行機の離着陸が眺められる展望ステージがあります。
ゆるやかな斜面に無機質に並べられた石のベンチ。恋人たちが座るには良い距離感?笑
飛行機やヘリコプターが結構な近距離を飛んでいきます。
子ども用の遊具がある『きたかぜ広場』。
小さいながらもボルダリングまで!
最近の公園はいろいろあって楽しそうですねー。
コース脇にはシロツメクサが咲き乱れてました。
北東ランニング・ウォーキングコース
北東コースは全長3.9kmのランニングコースです。
このコースの見どころは、なんといっても飛行場のすぐ隣を走れること!!
もちろん安全のため飛行場内には入れませんが、ランニングコースの目と鼻の先に滑走路があるなんて、不思議です。
裏側から見る丘珠空港ターミナル。
ちょうど飛行機が止まっていました。
道幅は北西コースよりもちょっと狭いです。
自転車の乗り入れは全てのコースで禁止(手押しはOKかな)されているので、安心して走ることができます。
もちろん車は通りません。飛行機やヘリコプターは通ります(上空ね)。
コース途中には休憩用の東屋がいくつかあります。
逆に言うと飛行場の側ということもあり日陰になるような建物もありません。札幌も暑いですから、無理をせず休憩するようにしましょう。
北東コースを走っていると見える大きな木。
目印になっていいですね。
折り返し地点(南東地区入口)が近づくと、遠くにモエレ山が見えてきます。
東区最大の公園『モエレ沼公園』に作られた人工の山です。東区唯一の山です。
ひょっとしたらモエレ沼花火大会が見られる穴場スポットかも!?
折り返し地点はそのまま南東地区に抜けることもできます。
これは折り返し地点を南東地区から撮ったもの。自転車通行禁止。
北東ランニングコースの折り返し地点です。折り返すもよし、南東地区に抜けるもよし。
ランニングコーススタート地点である北西地区にもトイレはあるのですが、南東地区にはトイレも自動販売機もあるので休憩には良いかもしれません。
ついでに、丘珠空港緑地南東地区
せっかくここまできたので、南東地区についてもご紹介します。
南東地区も実はランニングは可能。
一応周回もできるのですが、ちょっと複雑というかわかりづらいです。
おそらく1周1,500メートル〜2,000メートルくらいでしょうか。
北東コースとつながっているので、1周6kmほどのランニングコースになります。
南東地区は大きな遊具があるほか、飛行場の滑走路を一望できる小高い丘があります。
飛行機やヘリコプターの撮影をしたい場合はオススメ。
飛行機の車庫内まで丸見えです。
南東地区の真上を飛行機が通っていくときはなかなか迫力があります。
小高い丘へ続く道。
ここからもモエレ山が見えます。
飛行機やヘリコプターを模した遊具があります。
休日は賑わっていますが、平日はこのとおり閑散としています。
でもキャッチボールとか気持ちよさそう・・・
これだけ広くて電線とか無くて心地よい風が吹いていると凧揚げやドローンなどをしたいところですが、飛行場の側なので厳禁です。
丘珠空港緑地パークゴルフ場
また、南東地区はパークゴルフ場もあります。
苗穂丘珠通りを渡る必要がありますが、なかなか賑わっています。
駐車場もあります
このように飛行場の横を心地よい風とともにランニングできる丘珠空港緑地。
東区民なら行きやすいと思いますが、車で来ても大丈夫。
無料の駐車場が7時〜19時まで開放されています。
時間を過ぎるとゲートが閉まって車ごと閉じ込められますので注意です笑
アクセス方法
とにかく細長い丘珠空港緑地のアクセス方法は以下の通り。
北西・北東地区
つどーむの面している篠路通(20丁目通り)を北に向かえば右手にあります。
が、入り口が篠路通りに面しておらず、並行して走る細い道に面しているので、ちょっとわかりづらいかも。
この交差点、左下から右上に走るのが篠路通りなのですが、これを右折すると細い道に入れます。写真じゃわかりづらいですが十字路なんです。
南東地区
南東地区の駐車場は苗穂丘珠通りから入ることができます。
また徒歩であれば空港通からも入ることができます。
パークゴルフ目当ての人は専用の駐車場もあります。
パークゴルフ利用者しか利用できない駐車場です。
こちらも苗穂丘珠通りに面してします。ちょっとわかりづらいですが。
あとがき
以上、平成29年春にできたての丘珠空港緑地ランニングコースのご紹介でした!
晴れている日には本当に気持ちのよいコースです。
雨が降ったら・・・つどーむの屋内ランニングコース(1周400メートル)で笑
また、近くには百合が原公園もあり、ここもランニング周回ができる大きな公園です。
自転車に乗っている人もいるので、ちょっと怖いですけど。
北海道は冬が長いですが、春・夏・秋と3シーズン、ランニングやジョギングを楽しみたいですね!
サイクリングコースについては、以下の記事をご覧ください。
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